子どもの頃から大変なおじいちゃん子であった私が、自らの病気を経て何か人の役に立つことを仕事にしたいと思った時に介護の仕事を選ぶのは至極自然なことでした。テレビや新聞で高齢者に関する痛ましいニュースを目にするたびに自分には何が出来るのだろうかと思っていました。
そんな私の長年の思いが、今年2月に住宅型有料老人ホームソレイユをオープンする源となりました。
高齢者の方の力になりたいという情熱だけで、オープンしたソレイユでしたが、私を含めてスタッフの半分は医療や全く別の分野から集ってきた介護に関してはビギナーばかりで、始めのうちはサービスをしすぎてしまって窮屈だとおしかりを受けたり丁寧な言葉遣いを心がけるあまり、よそよそしいとのお叱りを受けたりと失敗の連続でした。
しかし毎日の生活の中で、お世話させていただく側のご利用者様に逆に教わりながら、少しずつ少しずつ私達の介護サービスの形を見つけてまいりました。年若いスタッフ達に助けてもらいながら私自身も日々勉強の毎日を過ごしております。
おかげさまで最近では入居者様に
「ここに来て良かった。ありがとう」
と温かい言葉をたくさんいただけるようになりました。
これからも現状に満足すること無く、より良いサービス、よりきめ細かい対応をスタッフと一緒に目指していきたいと思っております。私達住宅型有料老人ホームソレイユをどうかよろしくお願い致します。